2013/11/30(土)
まだしばらくは林道歩きですね。
今年最後の締めくくりの山行として、初冬期の八ヶ岳を歩きたいなと思い、
この日は絶対に晴れ!という天気予報だったので行って来ました。
コースは、美濃戸から赤岳鉱泉経由でピストンのルートとしました。
http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=7tFXKn2xg64uWyHGG7apEBKEN5gU173ZW3bBUjsai53AY3B9hbn46dWALHnMtkoFU8ov&width=480&height=360&scalebar=ul&l=0,0,255,105,4,35.98192,138.32561,35.98206,138.32572,35.98114,138.32806,35.98275,138.33167,35.98231,138.33269,35.98350,138.33664,35.98469,138.34031,35.98631,138.34431,35.98864,138.34547,35.98858,138.34889,35.98919,138.35186,35.98872,138.35464,35.98689,138.35753,35.98692,138.36036,35.98822,138.36219,35.98936,138.36139,35.99069,138.36169,35.99217,138.36353,35.99261,138.36369,35.99411,138.36439,35.99531,138.36489,35.99664,138.36497,35.99789,138.36639,35.99850,138.36892,35.99844,138.36847,35.99706,138.36536,35.99472,138.36489,35.99186,138.36308,35.98922,138.36206,35.98717,138.36022,35.98728,138.35675,35.98917,138.35297,35.98875,138.34914,35.98861,138.34528,35.98750,138.34425,35.98525,138.34161,35.98375,138.33694,35.98264,138.33325,35.98264,138.33167,35.98231,138.32561&pins=35.98192,138.32561,,blue&ping=35.98231,138.32561,,red&mode=map&style=base:topographic
この日もまたもや時間制限があり、15時くらいには自宅に戻ってないとならないので、
9時ぐらいをリミットとしました。
前日の夜中の内に赤岳山荘の駐車場に移動。途中の道には雪はありませんでした。
停まっていた車も3台ほどしかおらず、少し仮眠をしようと思いましたが、寒い寒い!
寝たり起きたりを繰り返してる内に続々と車がやってきて、あまり眠れませんでした・・・。
朝食を済ませ、外に出てこわばる身体を何とかほぐします。
5:20 出発します。ちらほら準備をしている方はいましたが、まだ動き出さないようでした。
ヘッデンを付けて歩き出します。
このあたりには少し雪が積もっていますね。凍結はしていないので問題なく歩けました。
5:30 美濃戸山荘に到着。そばにある分岐を北沢方面へ向かいます。
少し明るくなって来た頃、沢と合流しました。堰堤広場という所ですかね?
橋を渡って向こう岸に向かいます。
ヘッデンも必要ないくらいの明るさになりました。
雪もまださほどありません。
沢沿いに木道が出て来ましたが、ここが少し滑りやすかったです。
登山道のど真ん中が、まるで沢が凍っているかのようになっていました。
とても上を歩けたものではないので、うまく避けながら何とか進みました。
大同心が見えて来ました。
またもや道が凍っています・・・。
こういう場所が何箇所かありましたが、何とかノーアイゼンで乗り切りました。
めざす硫黄岳の稜線が少し見えて来ました。
山頂の方は既に陽が射しているようです。
7:00 そうこうしている内に赤岳鉱泉までやってきました。
ここまではほぼコースタイム通りです。
有名なアイスキャンディーも見られました(笑)
まだまだ作成途中ですかね?
ひょっこりと赤岳が顔を出しています。
そろそろ起床しだしている人達を横目に硫黄岳に向かいます。
しばらくは樹林帯歩きですね。静寂の中、進みます。
途中、沢を譲歩する時に下を見たら、綺麗な氷の結晶の花が咲いていました。
沢もこの辺りでは表面が凍っていますね。氷の下では流れている音がしています。
ふと振り返ると、真っ白に雪化粧した、赤岳、中岳、阿弥陀岳が見えました。
鉄ハシゴが出て来ました。この辺りからアイゼンを付けて歩き始めました。
かなり明るくなって来て、青空も確認出来るようになりました。
これは期待出来そうですね。
陽が射して来て、景色が一変しました。
青と白が織りなす、何とも言えない幻想的な光景です。
ここまで空が青く見えたのは初めてですね!すごく感動しました。
硫黄岳もだいぶ近づいてきました。
振り返れば赤岳たちもだいぶ目線の高さになって来ました。
奥に南アルプスも見えていますね。
あともう少しで稜線に着きます。
8:40 赤岩の頭との分岐に着きました。ここまでもコースタイム通りでした。
結構タイムリミットギリギリっぽいな・・・。
オーレン小屋方面への分岐。冬季は通行禁止なんですね。
先を急ぎます。
が、周りの景色についつい足を止めてしまいます・・・(笑)
このショットが何故か気に入ってしまい、年賀状に使用してしまいました(笑)
あともう少しで山頂です。
8:55 硫黄岳山頂に到着しました!ここまで誰一人として出会っていません。
独り占めの山頂です!
まさに絶景!ここまでの眺望は初めてです。
風もあまり強くなく、体感温度的にもすごく寒いとかはありませんでした。
北アルプスが全望出来ます!
槍・穂高方面、手前の常念岳や大天井岳などの表銀座縦走コースも望めます。
鹿島槍や五竜岳、白馬三山などもクッキリ見えます。
乗鞍岳
御嶽山
中央アルプスも雪化粧していますね。
手前のハートマークの形の森がある所は富士見パノラマスキー場ですね。
それの少し左上に先週登った入笠山山頂があります。
赤岳方面。真っ白ですね。
横岳 奥ノ院。まだ誰もいないようです。
赤岳も頂上山荘まで見えています。
登るの大変そうだな・・・。
中岳と、奥に2つコブがある所は権現岳ですね。
阿弥陀岳。
権現岳の更に奥には、鳳凰三山。オベリスクもわかります。
阿弥陀岳の右奥には甲斐駒ケ岳、そして仙丈ケ岳でしょうか?ひょっこり顔を出してます。
北岳はちょうど阿弥陀岳に隠れてしまっているようです。
こちらは奥秩父方面。
金峰山の五丈石も良く見えています。
うっすら雪が積もっているようですね。
浅間山。こちらも雪化粧しています。
回り込んで富士山の見える位置まで来ました。
ずいぶん端っこまで移動しましたね(笑)
山頂まで戻って、天狗岳。
その奥に蓼科山。
名残惜しいですが、時間も押していますので、そろそろ戻りますか・・・。
もっとゆっくりしたかったですね。
9:10 下山を開始します。
何か小屋跡の所の柱のエビのしっぽがすごかったです。
(どうやらアメダスロボット雨量計跡、というみたいですね)
下りはより一層気を付けて下ります。
この辺りから、人とちらほらすれ違うようになりました。
また来年も来たいな、と思った瞬間でした。
赤岳にも別れを告げます。
さて、時間に余裕もないので、慎重に先を急ぎます。
途中、ロープが張られている所に立ち入って進んでる人達がいました。
大同心へのバリエーションルートに行くのでしょうか?
10:10 赤岳鉱泉まで戻って来ました。
だいぶ多くの人達で賑わっていましたね。
脇目もくれずに来た道を戻ります。
どんどん登ってくる人達とすれ違います。
途中は割愛(笑)
というわけで、あっという間に林道まで戻って来ました。
11:20 美濃戸山荘まで戻って来ました。あと少しです。
11:25 赤岳山荘に到着しました。
この時期でも駐車場は満杯です。さすが人気がありますね。
このあと、山荘の方に駐車場料金を支払いに行き、お金を渡している時にふと横を見たら
ニホンカモシカが山荘の脇の隙間にいてビックリ!
でも驚いていたのは自分だけで、山荘の人は何食わぬ顔で領収書を渡して下さいました(笑)
このまま車で高速に乗って帰路につき、15時前には自宅に帰り着きました。
予定通りに事が運んで何よりでした。
今年の締めくくりが素晴らしい天候と景色、そして眺望に恵まれて、大満足の山行になりました!
この後も地元の山などに登ったりはしていたのですが、写真は撮っていないので割愛します。
次回からはようやっと2014年度の山行を書いて行きたいと思います。
今年ももう残す所2ケ月になってますが・・・(笑)