2017/5/14(日)
この日は約1年振りにもろーさん40年振りシリーズ第5弾と称しまして、大菩薩嶺から小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山と縦走してまいりました。
正しくは序盤に登る「富士見新道」という、今はほぼ廃道になっているルートを歩くのが40年振りだそうです。ちなみに小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山は35年振りになる
そうです。
今回のメンバーは6名。
主催のもろーさん
長野隊ひらさん
レポはこちら⇒準備中です・・・。
NOBUさん
レポはこちら⇒大菩薩嶺・小金沢山・牛奥ノ雁ケ腹摺山
おっくん隊 おっくんさん・でこちゃんさん
ワタクシTanmaでございます。
当初は前日に開催予定でしたがお天気悪く翌日順延になり、こうち隊が参加出来なくなってしまい、非常に残念でした(T_T)
(写真提供:ひらさん、おっくんさん、でこちゃんさん ありがとうございます)
最初にもろーさん、ひらさんと合流して牛奥ノ雁ヶ腹摺山下山口に車を2台デポ。
上日川峠峠に向かう県道218号から途中日川林道に入り、しばらく進んだ所にあります。落石が多数あったので注意。この場所には4台ほど停められます。
すぐ近くにも3台停められるスペースがありました。
(下山時に撮影)

上日川峠でNOBUさん、おっくん隊のお二人と合流。
登山口近くの駐車場は6割ほど埋まってました。
6:10に出発です。

30分ほどで福ちゃん荘到着。

稜線見えてますが、空模様は今一つ。
とりあえず雨にならない事を祈りましょう~。

分岐を大菩薩峠方面へ進みます。

富士見山荘の前にある、やたら看板がある所が取り付きです。
今回はササが刈られていたので非常にわかりやすかったですよ。
(一部ルート違いますが、ヤマプラでは破線で書かれています)

もろーさんが先陣切って歩いてくださいます。本日のガイドです(^_^)
樹林帯は踏み跡も明瞭。
テープもたくさんあるので、慎重に進めば迷わないと思います。

2ヶ所分岐点があります。
最初は賽の河原方面へ進む道との分岐。
右方面へ進むと賽の河原へ出られるようです。
(ヤマプラの破線ルートと思われます)
自分達は直進します。

少しひらけた所に出ました。
豪雨の翌日とかは沢になってしまいそうな所です。

振り返ると雲海に浮かぶ富士山。
お~いい景色(^_^)

この看板の先から道が少々険しくなります。

歩き辛い樹林帯を登ると2回目の分岐。
男坂・女坂とあります。今回は女坂のルートを選択しました。

少し登った先に、以前はクサリが取り付けられていた岩場に到着。
以前は岩場の上を歩いていたようです。
クサリなしで岩場に上がるのは危険そうなので、脇の所を登ってみますが・・・。

登り切る詰めの場所の足元がかなり滑りやすい泥濘状態になっていたようで、
踏ん張れずにうまく這い上がれないようでした。
自分はNOBUさんが周りこんで登る道を発見したので、そちらに便乗(笑)
ひらさんだけがド根性で登り切っていましたよ~。

少し進むと大きな岩だらけの道になり、唯一クサリが残った場所が。
ここの右下が道っぽくなっていて、男坂ルートとの合流地点なのかもしれません。

更に登るとかなりの斜度のガレ場。
ここは足場がかなりもろいので落石に注意しながら登ります。

ひらさんとおっくんさんは神部岩と思われる巨大岩直下を直登するコースを選択。
さすがですね~。

これから縦走するコースと富士山。

南アルプスも雲上に浮かんでいました。

ここまで来れば稜線まではあと少し!
神部岩の上でポーズ!(*^^)v

かなり高度感ありますよ~。



スタートから約2時間ほどで稜線の2000m地点に合流。
何かこれでほとんど終わった感が(笑)
これからが長いのに~(^_^;)

今回は行かなくてもいいかね~と話していましたが、ひらさんがせっかくだから行こう!となりまして大菩薩嶺まで足を延ばしました。
久し振りの儀式!

雷岩まで戻って軽く食事タイム。
やっぱりここはいつ来ても賑わってますね~。

今度は35年振りとなる小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指して出発!

稜線上には鳥さんいっぱい!

慣れているせいか、かなり近づいても逃げません。


もろーさんがバードコールを使って鳥さんとコミュニケーションを図りますが、
全く相手にしてもらえません(笑)

懐かしい気がしますね~。

大菩薩峠。
奥では若者達が誕生日パーティをしてました。
ケーキまで担ぎ上げてきたようで、盛り上がってましたよ~。

トイレ休憩すませて出発。

登り始めるとすぐにバイカオウレンがいっぱい咲いていましたよ~。
この先色んな所で見られました(^_^)

石丸峠を経由して小金沢山へ。
結構長い区間で、細かいアップダウンが多かったですね~(*_*)

天狗棚山とテープに書かれている所で、ひらさん天狗になり切ってます???
どうやらピノキオの方が正しいようですね(笑)

この稜線上にはヒメイチゲがいっぱいありました。

小金沢山まであとちょっと。最後の急登登り切れば・・・。

小金沢山到着~。というか、団体さんまでやってきて山頂は大賑わい。
30人以上いたのではないのでしょうか。そんなに人気があるのかとビックリ(@_@)
裏手の人のいない斜面に周りこんでお昼休憩にしました。

最後の目的地、牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは40分ほどの道のりです。

岩があるとやっぱり登ってしまうひらさん(笑)

バイカオウレンもキレイに咲いていました。

皆さん最後まで元気に歩いてます~。


山頂に到着~(いい加減名前長いので打つのが面倒になりました笑)

同時に反対方向から登って来たペアの方と少しお話。
滝子山からやってきたそうで、大菩薩峠まで縦走するそうです。
いや~そんな距離歩けるなんてスゴイですね!
ん?説得力に欠ける???何のことでしょ?(笑)

いよいよ下山です。こうなると皆さん名残惜しいようで(笑)
しばらく枯木帯を歩きます。縞枯れ現象と同じように見えますが・・・?

枚数制限のため、途中割愛しますが・・・。
シラカバなどの自然林が広がり、良い感じの道でした(^_^)

最後は鹿避けネットを2ヶ所越えれば車をデポした下山口に到着!
トータル8時間ほどの山行でした。お疲れ様でした~(^_^)

今回も廃道のバリルートという事で不安はありましたが、最後の方のガレ場の所の不安定さと落石が特に危ないかなと思いましたが、他は注意していれば大丈夫そうなレベルだと思いました。
人気の大菩薩の中でこんなルートもあったんだなぁ、と山の歴史に触れられたように感じる山行になりました。
もろーさん、ご企画頂き感謝です<(_ _)>
とても楽しい山行になりました。
皆さん、ご一緒させて頂いてありがとうございました~。
ルート詳細等はひらさんレポをご覧くださいませ~<(_ _)>